もし私がモナーク蝶だったら、飛んで行って、一緒にすごすことができるのに

モナーク蝶

いつも歩いている公園で珍しく蝶々を見ました。しかもこんなにきれいな模様です。これはモナーク蝶だと友人が教えてくれました。

この蝶は、カナダからメキシコまで大規模移動する渡り「蝶」(こんな言葉があるとは思いませんでしたが)だと言うのです。日本では見られない種類だそうです。

きれいなデザインで、神様しかデザインできないのではと思わされます。しかもウィキペディアで調べたところ、春にはカナダからメキシコに向かって飛ぶのですが、3,500キロも旅をするのだそうです。

春、メキシコを発ち、カナダに向かって飛び、9月から10月にはカナダからメキシコに向かって飛ぶのだそうです。ただし、南下は1世代ですが、北上は3世代から4世代にかけて行われるのだそうです。

カリフォルニアではサンフランシスコからロサンゼルスへの途中のピスモビーチ(ハイウエイ101に沿った太平洋に面したビーチ)で冬、その大群が見られるとのこと。

見に行った私の友人からの話ですと、天気の良い日には飛んでいるのを見ることができますが、曇った日には木に大群が鈴なりに止まって動かないそうです。

またテレビのコマーシャルを見ていたら、メキシコ国境から遠くない太平洋側のオレンジカウンティのリゾート地にモナークビーチというビーチがあることを知りました。そこでもモナーク蝶が見られるようです。

自宅軟禁状態の今

今新型コロナウイルスの感染予防のために保育園も学校も閉鎖されています。私達夫婦もこの写真のように孫をプリスクールに週2回は迎えに行くのがお役目でしたが、それもこの4か月そのお役目一切無しです。

母の日や父の日に遠く離れて孫達に対面はさせてくれましたが、感染したら大変になる年老いた両親のことを思って、娘達がなるべく孫達に接触しないように配慮してくれています。友人の中にもご主人の感染リスクが高いために、この4か月、お孫さん達と一度も会わせてもらえないと嘆いている方もいます。

そして思い出したのが、私が前に書いた小説、「地に平和」の一節です。ベトナム戦争に行っていたアメリカ兵のことを書いた場面で使った言葉です。家族から離れて戦場にいる兵士が奥さんからもらった手紙の一部です。

「If I were a butterfly, I’d flutter by your way to pay a little social call. And maybe spend the day(もし私が蝶々だったら、飛んで行って、一緒にすごすことができるのに)」

会いたい人と会えないということがどんなにつらいことか、この自宅待機の期間、みな、味わっていることでしょう。いつか蝶々のように自由に友人達に会いに飛びまわれる日が来ますように。

モナーク蝶のように大陸を横断することもできるくらいに、前のような世界がもどってきますように。

人間とは人の間で生きる者と書くと聞いたことがあります。一人住まいの友人が、人気(ひとけ)が無いということがどんなにつらいものかと語っていました。

竹下弘美


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“もし私がモナーク蝶だったら、飛んで行って、一緒にすごすことができるのに” への10件の返信

  1. そうですよね。
    弘美さんのお友達やその他のお一人住まいの方々がZoom等でコミュニケーションをとったりしてこのパンデミックを乗り切ることが出来ますようにお祈りしています。  モナークって王子とか王女っていう意味らしいけど素敵な名前をもらいましたね。

  2. 我が家の裏庭にmilkweedsが植えてあります。このプラントはモナークバタフライの大好きなプラントで、食べて葉っぱの後ろに卵を生みます。そのせいか、我が家の裏庭に今年は特にモナークバタフライが飛び交っている気がします。父が5月に天に召された日にも、大きなモナークが長い間飛び交っていました。父が、コロナで日本に行けなかった私を案じているかの様に。

    1. まあそうなんですか、お庭にいっぱいくるなんていいですね。お父上を偲ばれている芙美さんのお姿が美しい。

  3. モナーク蝶になり、自由に飛んで好きな所に行ってみたいですね。
    普段の生活ができなくなり、はじめて自由の大切さをかみしめています。その日が早く訪れますように祈るのみです。
    地に平和の文章が素敵です。いつまでもワクワクする気持ちを持ち続けたいですね。弘美さんはきっと感動する心を持ち続けておられることでしょうね。

    礼子

    1. 礼子さま

      教会にとても初々しいご婦人がいらして、老齢なのにお若いです。彼女にはいつも“驚き“があることに気づきました。

      礼子先生もご一緒にワクワクを持ち続けるようにしましょうね。私も努力してみます。

  4. もう20年位前に蝶の大群を見られるところがある(何んというところだったか忘れた)というので見に行こうと出かけた事があります。走っても走っても着かず、とちゅうで引き返した事があります。その時は知らなかったけど、それがモナーク蝶だったのでしょう。ピスモビーチだったのでしょう。残念なことをしました。

  5. 美人さま

    この上にコメントを出してくださった方のサイトをみると、サンディエゴでも見られるし、あちこちの場所が書かれています。

    蝶を追いかけて、虹を追いかけてきっと天につきますよ。

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