老後を米国で過ごすか、それとも日本に帰るか、それが大きな問題だ

私達のビザ

夫は韓国籍でしたが、20代のときに米国籍を取りました。私は、親が生きている間は日本国籍のままでいようと思っていました。

その後、親が亡くなりましたが、年と共に、この危険なアメリカを憂慮するようになりました。

自動車社会です。年中、自動車事故、またすぐ、銃を持っている人が人を射殺するようなニュースばかりです。

日本も危なくなっていますが、まだまだこちらより良いのではと、日本に帰ろうかと思い始めたのです。そこで、私のビザはまだ永住権のままです。

友人達は皆、「子供さんがアメリカだからこちらにいるでしょう?」と言いますが、それぞれ家庭を持ち、また孫達はかわいいですが、祖父母を必要とするのはもう後ちょっとの間でしょう。

会いたかったら、お互いに米国と日本を行き来すれば良いのではないでしょうか?ちょうど、私達がアメリカに来てしまっても日本にいる親を訪ねたり、親が遊びに来たのと同じように。

日本に永住帰国するためのガイダンス

このごろ、多くのアメリカに在住する日本人が日本で老後を過ごすため、帰国しています。興味があって帰国する人のための日通主催のミーティングがあったので行ってみた事があります。

第1回目は、応募者多数でウエイティングでした。第2回目の時に行く事ができました。ユニオンバンクの2階の会議室は満席でした。こんなに多くの人達が日本に帰りたいと思っているのだと驚かされました。

どちらが良いか、いろいろ情報をもらいたいという気持ちでそのミーティングに参加したのですが、そのガイダンスは、既に帰国を決めている人達対象のものでした。

スピーカーの一人は不動産屋さんで、どの時点で家を処分したら良いかとか、ユニオンバンクの人は銀行口座の手続きを話すなど、既に帰国する事を決意した人達への具体的な事柄の説明会でした。

現に、最近日本に帰られたお年寄りの三人を日本でお訪ねしたところ、三人とも水を得た魚でした。食べ物も美味しいし、言葉の不自由はありません。

もちろん厳しい暑さと寒さはありますが、四季の美しさがあります。また私の場合、日本の実家が空き家になっているというのも魅力でした。

米国に永住するか、日本に帰るか

私達夫婦も日本に帰るのだったら、私は日本国籍のままでいた方が米国籍の夫を日本に連れていくためにも良いという事でした。

それではその方向で行こうかと思っていたところ、立て続けて夫の病院通いが始まり、リタイヤ生活に入ったとたん、スケジュールが病院のアポイントメントで埋められていきました。

しかも、心筋梗塞や肺癌といった大病でした。その中で夫は、自分で良いドクターを次々と見つけていきました。

日本の知人達にそのような事は日本の社会ではなかなかできない事だろうと、言われました。そうなると、夫が生きている間は、交通事故と銃社会のこのアメリカにいるほかありません。

夫の今までの病気のフォローアップのためにも、アメリカの同じ先生に診ていただいた方が良いでしょう。ということで、今のところはここに留まる事になりそうです。

「われらの国籍は天にあり」という聖書の言葉があります。どこで最期を全うしても天に帰るのですから、それは心配していません。

でも夫が亡くなったら老人ホームは日本が良いかな。

竹下弘美


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“老後を米国で過ごすか、それとも日本に帰るか、それが大きな問題だ” への2件の返信

  1. そうですね。優秀なお医者さんに高級デパートの商品券を贈らなくても診てもらえるアメリカは凄いですよね。日本は最近そういうのはなくなったとは聞いていますがどうなのでしょう。。。???

  2. まだ自由にお医者さんを変えたりするのが、人間的なつながりがあってなかなかできないそうです。

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