野良猫の里親になる夢が実現しました

8つの目に出逢う

「レモンがたわわになって落ちそうだから取りにいらっしゃい」と、友人から言われ、彼女の家の裏庭に行きました。

裏口の横を通る時、「そこを見てごらん」と言われ、見たところ、この8つの目に遭ってしまったのです。

彼女が外で餌をあげている野良猫が妊娠しているという話はきいていました。

もともと猫党の私ですが、もうこれからは猫を飼うことはやめにすると決めていたので、あまりかかわらないようにしようとしていましたのに、この目にはかないません。

すぐ写真を撮り、早速、猫クラブ(?)のジュリーさんに送りました。1日も経たないうちにもらいたいという人達が名乗り出ているというではありませんか。

でもこの子達はまだ2か月足らずで、その時点では母親から離していいか、乳離れしているかどうかがわかりませんでした。

1匹は私達共通の友人が前々から一匹予約しているというのです。ところがちょうどご主人が亡くなって今跡片付けに忙しく、すぐにはもらえないという話を聞きました。

それなら、私達夫婦がフォスターケアできるからというと、もうキャットフードを水に浸した食事をするようになっているから、乳離れしていそうだということ。

引き取りに来るようにと言われました。その朝、母猫が巣(?)を離れた間に1匹捕獲したというのです。

1匹ではかわいそうなので、2匹我が家に連れて来ました。2匹は車の中でもうんともすんとも言いませんでした。借りてきた猫という表現がよくわかります。

3匹目

午後になり、友人から「また1匹捕まえたから、そっちに持っていく」という電話。彼女のところには、にすでに家の中に2匹猫がいるので、ほかの猫を入れることができません。

そして今そうしなければ、この子達も野良になってしまうでしょう。

この週末に欲しい人が見に来ることになっていましたが、その方達は我が家にくればよいわけです。そして3匹を我が家の一部屋に入れました。

もちろん、3匹は母親から離されたことと、全然違う環境に入れられたことで、さっと姿をくらまし、探すと、本棚の下の狭い所に平べったくなって隠れていたり、机の裏に隠れたり、与えた餌も食べません。

餌は缶詰とドライフードを水でふやかしたものをあげるようにと指示されましたが1匹は食べましたが、ほかの2匹は全然食べず。

水に顔をつけさせても飲まないのでまだお乳がほしいのかと心配になりました。

一つの部屋に閉じ込めて砂箱と餌をおいて寝ました。2日目の朝、なんと餌は完食、しかも砂箱にはちゃんと用を足した跡があるではありませんか。

母猫が教えたわけでもないでしょうに、猫はなんとえらいことでしょう。

母猫の鳴(泣)き声

この親猫の持ち主から電話がありました。夜になり、いままで鳴(泣)き声をきいたこともなかった母猫が「私の子供達はどこ?」と彼女の家に向かって鳴(泣)き続けているというのです。

1匹だけ残っているので、まだよいものの、彼女は母猫に「ごめんごめん」と言い続けているというのです。たしかに3匹目をとりあげたときには親猫はそれを目撃していたというのです。

友人のお父上が書かれたこの本を最近読みました。これは野良の犬に食べさせ続け、信頼関係を築いた著者がその母犬から子犬を人にあげた過程やその母犬の子犬を思う気持ちが、せつなく書かれている本でした。

それを思い出し、さぞや母猫もせつない思いをしているだろうと、胸がはりさけそうでした。

3日目、本当に猫好きなご夫婦が見え、2匹は無事もらわれていきました。今、私のところにはご主人が亡くなられた方のお宅にもらわれていく予定の一匹だけ残されています。

兄弟がもらわれて行ったあと、初めてこの子の鳴き声を聞きました。母親と兄弟と別れてこれから生きて行かなければなりません。

友人宅に母猫と残された1匹はどうするか、というと、子猫は毎日友人が抱いて信頼関係を持ち続け、今は母猫のためにひきさくことはできないので、しばらくして、アダプトできればよし、そうでなかったら、彼女が飼うということです。

二匹はじゃれあっているそうです。そしてその後、野良の母猫をトラップして、避妊手術をする予定です。

なんだか、長い長い3日でした。2つのつぶらな瞳が私を見ています。

竹下 弘美


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“野良猫の里親になる夢が実現しました” への4件の返信

  1. 弘美さん、
    昔の話かと思ったらつい最近のことですか?幸せな一時を過ごされているんですね。

  2. 今日のことです。この3日間のこと。今日二匹引き取られました。
    このあと、親猫と一匹残された子猫のじゃれあうビデオが送られてきて、母猫が救われていると私たちも救われました。

  3. 可愛い小猫達と母猫のことも情景が浮かんで来るような微笑ましいブログをありがとう。
    色の感じからRussian blueでしょうか。時々テレビで動物の飼育員の事を詳しく撮影して放送していますが、どの動物にも母性愛があって、生まれてきたベビーを一生懸命舐めて大事に育てていく姿と、ベビーがべったり甘える様子を眺めていると癒されますね。

    1. 中島さま
      ロシアンブルーはショートヘアだと思うのですが、これはロングヘアなのです。それにしても四匹全部同じ色だというのは珍しいと思います。
      マリコさんも猫党?

      動物の母親の方がこのごろの人間の母親よりも優れていると思わされます。

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