ケアパッケージ、愛の具体化〜息子夫婦の訪問

我が家にNYから息子とお嫁さんが2日間だけお忍び(?)で訪ねて来ることになりました。パンダミックになって、この6か月、誰にも会っていないので、訪ねて来たいけれど良いかと、慎重でした。

体温計で熱を測り、お互いマスクをして6フィート離れて、と家の中にいても老いた両親の感染を心配します。

かなり前に結婚式に招かれた時のことを思い出しました。そのころ私達はサンフランシスコ近郊に住んでいて、その結婚式はロサンゼルスでした。

予約してくれたホテルの部屋にはホテルからではなく、招いてくれたお嫁さんからの、いろいろなスナックが入ったケアパッケージが置いてありました。

「長旅お疲れ様」というような言葉も添えられていたと思います。自分達の結婚式の準備だけでも大変なのに、この心配りには暖かいものを感じました。

これと同じことを息子夫婦にもしてみたいと、バスケットに種々スナックを入れて部屋に置いておきました。

とても喜ばれ、滞在中は手を付けなかったようですが、帰る時には全部持って帰ってくれました。

愛をこめたパッケージ

今までも折々、くだらない駄菓子でも日本の物が好きな息子夫婦に送っていました。ニューヨークにも大きな日本食材店があり、中身よりも郵送料の方がかかることも承知の上ですが、ケアしているということを知らせるためのものです。

昔私達がアメリカに来た直後は日本の新聞を読むこともなかったので、母は毎月一回まとめて船便で日本の新聞を送ってくれていました。もちろん、食料も時々送ってくれましたが、なによりもその新聞が大きな慰めでした。

今できること

そしてふと、今の状況、人と会えない、この状況の中で、私にできることは何か、を考えさせられました。

ケアパッケージは物だけではないです。一人暮らしをしている知人友人達にメールをしたり、手紙を書いたり、あるいは電話をしたりすることが、愛の具体化のひとつではないか。

今までもやってきましたが、もっとそのことに時間を費やそうと思わされました。

「人気(ひとけ)がないというのは寂しいことよ」と言っていた一人住まいの義姉の言葉を思い出します。

「腹がたっても、夫がいるだけでも幸せと思いなさい。」これは気がつきませんでした。

人間は人の間と書く、このことは前にも書きましたが、そんな存在です。人との交わりの中、出会いを確認し合うことにこそ生きる楽しみがあるのです。

その人間と会えない今、お互いに具体的にケアしていることを示すことがこんな状況下では一層必要になっていると思います。

竹下 弘美


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“ケアパッケージ、愛の具体化〜息子夫婦の訪問” への2件の返信

  1. 主人を亡くして何年か後の夏、妹との家族に誘われて北海道に行きました。其処には義弟の友人夫婦が居て町営のバンガローを借りてくれていました。
    奥様から食料品のケアーパッケージも届いていました。
    彼女の氏名は
    宮崎美智子、ご主人は宮崎幸雄
    夫婦揃って同姓同名でした。
    北海道の宮崎美智子さんへアメリカの宮崎美智子から毎年クリスマスカードを送っています。

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