本当の母親とは」~ 4匹のノラ子猫の里親になって(5)【最終版】

夢のひと時を与えてくれた子猫達 

「子猫達を飼い主に引き渡したら、きっと喪失感に襲われるわよ」、と言われていましたが、初めからわりきっていたことと、私はそういう感傷に浸るタイプではないので、大丈夫と思っていました。

ところが2週間過ぎた今、あのやわらかかった肉球やじゃれるときのまん丸な目、ふわふわの毛の感触だけではなく、私達を慕っていたしぐさなどが思い出されて、あの子猫達と過ごした日々は夢だったかしら、もっと続いてほしい夢だったと思うようになりました。

映画「朝が来る」

先回のブログ(4匹のノラ猫の里親になって、続き4)にアダプトされたお子さんが、自分には母親が3人いるという話をしてくれたことを書いたところ、読んだ友人から、ちょうど我が家で預かっていた4匹の猫達がそうではなかったか、というメールが来ました。

本当の母である母猫、しばし面倒を看た私、そして最終的に飼い主になってくれた方々だというのです。そういえばそうですね。

そんな時、今週最新の日本の映画「朝が来る」のトレイラー(予告編)とその映画の監督さん(河瀬直美)のフィルムスクリーニングをズームで見ることができました。その映画はカンヌ映画祭に出品されたものですが、英語の題は「Ture Mothers」(本当の母親達)。

トレイラーを見ただけで実施の映画を見たわけではないのですが、ストーリーは大体以下です。

14歳で未婚の母に身ごもられた男の子、朝斗は子供のいない夫婦にもらわれ、その後6歳になった時、生みの母親が子供を返して欲しいといって現れるという話です。

小学校に上がる前に本人に養子であることを告げるようにと子供を斡旋してくれた特別養子縁組というプログラムの団体からは言われていたのにもかかわらず、両親は生みの母親が現れる前に朝斗に告げることができずにいました。

「血のつながりか、魂のつながりか、家庭とは何かということに迫り、それでも最後に希望の光を届ける感動のヒューマンドラマ」とウエブの解説にはあります。養子縁組ということを通して知った美しい世界を描きたかったと監督は言っていました。

友人のお孫さんのケース

前回も書きましたがお嬢さん夫婦が子供さんをアダプトされた友人がいます。カリフォルニアにいる日系の方ですが、3人のお子さん(韓国から男の子2人、中国から女の子1人)を赤ちゃんの時にアダプトされました。

愛の中ですくすくと育ち、お祖母様である友人が良く写真を送ってくださっていましたので、どのように子供達に自分達が養子だということを伝えたかをきいてみました。

小さい時から、ことあるごとに、もらわれたということと、どこで生まれたかを地球儀で教えていたそうです。

日本とのカルチャーの違いでしょうか。米国では皆、アダプトされた子達は自分のルーツを小さいときから教えられています。そこには悲話はありません。でも、そうなるとこの映画はなりたたないでしょうけれど。

熊に教えてもらうTrue Mothersのあるべき姿

母の日にピッタリの熊の母子のYouTubeがあります。子熊が母親から離れて川遊びをしているときにクーガーに襲われます。逃げますが、クーガーは迫ってきます。急にクーガーがすごすごと子熊から離れていきます。なんと子熊の後ろには母熊が現れたからでした。

生みの母でなくてもよい、母とされたら人間たる者, この熊に倣うものでありたいです。True Motherと呼ばれるように。

竹下 弘美


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