キムチとの出会い
我が家は典型的な日本の家庭で、ニンニクを知らないで育ちました。そしてそのころはまだ今のようにキムチをお店で見かけることはありませんでした。
大学生のころ、夫の家に遊びに行ったところ、夕飯の時間になり、食べていくように言われました。4人家族の私の家からみたら、大家族(子供が5人)の彼の家には誰か家族以外の人がいつも夕食に加わるような雰囲気で、遠慮なくそのまま夕食をご馳走になりました。韓国の人達のホスピタル精神かもしれません。
大量の鶏の唐揚げとともにキムチが出され、それが私にとって初めてのキムチとの出会いでした。唐辛子の色におびえましたが、思い切って口にして、その辛さに飛び上がりました。
夜中に作ったオイキムチ(胡瓜のキムチ)
そしてその男性と結婚したのですが、韓国人の夫に
「私はニンニクやキムチを食べません」と結婚第一日目に宣言しました。夫にはショックだったようですが、そのうち少しずつ口にするようになり、(愛の故か? それはわかりません)義母から胡瓜のオイキムチを教えてもらい、大好きになったのです。
彼女のやり方は本格的ですから、キュウリの真ん中にスリットをいれてその中に大根やニンジンの細切りを詰め込むのです。しかも隠し味に梨や、えびの塩辛などをいれて、それは美味でした。
もちろん、大根のキムチの、カクトキ、葉付小大根のチョンガキムチ(独身の意味のチョンガはここからきたそうです)、また本式の菜っ葉のキムチは売りにあるようにすでに切られてなく、1/4くらいに切った菜っ葉の葉の一枚一枚の間に詰め物をしていく大変手の込んだものです。
渡米してから、手に入らないオイキムチをうろ覚えの義母からの手法で、作ってみました。美味しくて、ある時にはまだ作ったばかりで漬いていないのにもかかわらず
寝ていた夫を起こして食べさせたくらいです。
その後、ロサンゼルスの韓国人のお宅で自家製の美味しいキムチを売っていることをきき、そこでしばらく満足していました。
美味しいキムチを追いかける
その後、アメリカ社会でもポピュラーになり、あちこちで贅沢をいわなければ、Costcoでも買えるようになりました。でも美味しいのはなんといっても韓国のお店で買う本格的なキムチです。貝(牡蠣)を隠し味に使うところもあります。
先日初めて試したブランドはとても私達の口に合います。中瓶が3日でなくなりました。ところが、これを手に入れたのは遠い所だったので、どこで売っているかをウエブで問い合わせ、今日はそれを買いにでかけて来ます。
このところ、柿をいっぱい頂いて、柿パワーでしたが、柿シーズンが終わってしまったので、今度はキムチパワーでパンデミックを乗り切ります。コロナ太りに輪がかかりそうです。
竹下 弘美
涎が出てしまうお話しでした。
韓国の皆様の特に食事でのホスピタルティーは素晴らしいのでしょうね。韓国ドラマでもそれは垣間見えます。
また韓国やアメリカの韓国料理店での、注文した料理以外のサービスのおかず(料金に含まれているでしょうか)のバラエティの凄さにも、感じられます。
日本ではなかなかそのような形態のお店がなく、アメリカが懐かしいです。
あんなにキムチが大好きな弘美さんが結婚一日目に「ニンニクとキムチは食べません」と宣言したなんて、俄には信じられません。
キムチと柿パワーでコロナを寄せつけずに、乗り切って下さいね。
ところで、新井さんはキムチお好きですか?
弘美さんの微笑ましく明るいブログは読みながらふと笑ってしまいます。
キムチは隠し味に色々入れるんですよね。私も韓国人の方に教えてもらったことありますが、自分で作った事はないです。今ではアメリカ人にも好きな人がいますね。ポークと一緒に炒めたり、孫達はキムチチャーハンが大好物です。
ニンニクがたくさん入ってキムチパワーで健康でいましょう!
Mariko 様
それじゃ、真理子さんもキムチやニンニクがお好きなのですね?
今晩は食べて かrきがつきました。明日の朝歯医者さんなのを忘れてました。
歯医者さんが気の毒。
私にも買って来て!!!!!
御払いするから。
キムチのレシピ有難う。